子どもの試合を週末見に行くのですが、バスケ未経験なので何だか落ち着かなくて。。。何か気をつけるべきことはありますか?
初めて見にいくときは何だかソワソワしますよね☆
ただ、お子さん本人が一番緊張してますので、保護者のかたがサポートしてあげられるように気をつけるべきポイントを説明しますね!
というわけで、自らの経験の中で良かったこと感じたこと、改善すべきと感じたことを踏まえて解説いたします!
↓下記にあてはまりそうな方はぜひご覧になってください☆
・試合にのぞむ子どものサポートをしてあげたい。
・部活の経験がなくてどうすれば良いか分からない。
・バスケ経験があるから助言をしたい。
・子どもの練習を普段から見ているわけじゃない。
気をつけるべきポイントはたったの2点です!
- 主役はあくまで子ども
- 事実を認める
この2点を意識することで、お子さんをサポートすることができますし、試合後の会話の中で子どもが自ら考えや感じたことを自然と話てくれるようになるはずです☆
それでは解説していきます☆
大前提:マナーを守りましょう!
これまでいろいろな立場から試合中の保護者さんを見てきました。
やはりかわいい子どもの試合です。アツくなるのは分かります。
けど、まずはマナーを守りましょう!
よく見るマナー違反
悪気はないのにやってしまう、よく見るマナー違反はこんな例です。
・試合中に「外からシュートを打てー!」など指示を出す。
・審判のジャッジに文句をつける。
・子どもを叱責する。
親を持つ身としても、兄弟や後輩の試合観戦をしてきた経験からも気持ちは分かります。
真剣に見れば見るほどこうなってしまいますよね。
けどこれらは全てマナー違反です。
ついつい熱くなってしまうこともありますよね。
私も気をつけないと!
なぜマナー違反か
バスケに関してもっとも真剣に取り組んでいるのはお子さんと所属するチームです。
チームの目標に向かって
・先生やコーチと厳しい練習を続け
・チームメイトと競いあい
・人間関係を築く
といった過程を経て試合にのぞんでいます。
そこに試合のときだけ来た保護者が指導にしろ叱責にしろ横やりを入れるのは、
チームの方針とあわないですし、足を引っ張ることになるのでマナー違反になります。
また審判への文句は保護者がつけたとしてもチームの印象が悪くなります。
マナーを守るために
試合観戦するにあたってそれほど肩をはる必要はありませんが、せめて上記であげたような行為は行わないようにしてください。
子どものがんばりを見守る、サポートする姿勢でいきましょう!
気をつけるべきこと①:主役はあくまで子ども
それでは気をつけるべきポイントを解説していきます!
試合観戦で注意すべき1点目が『主役はあくまで子ども』です!
子どもが主役なのは当たり前では?
おっしゃるとおりですが、
悪気はなく親が主役になってしまっていることがあるんですよ。。。
要注意:ついつい保護者がやってしまいがちな行動
試合に向けて子どもと一緒くらい張りきったり、ソワソワしたりちゃったりしていませんか?
下記にあてはまるような肩は要注意です。
これって実は子ども以上に親が中心となってしまっている現れなんですよ!
本当は子どもが一番、試合に向けて気分が高ぶったり緊張したりしますし、試合で活躍したいですし、試合中にミスしたら気分が落ち込むんです。
なのに保護者さんが上記のような行動をとると、さらに気分の浮き沈みに拍車をかけることになってしまいます。
ですので『主役はあくまで子ども』ということを認識しつつ以下のことを実践しましょう!
試合前日のポイント
試合の前日、特に夕方以降の子どもの精神状態を理解して、適切なサポートをしましょう!
子どもの心理:緊張、不安、気の高ぶり
先ほども書きましたが、試合の前日から子どもは自分の精神状態と戦っています。
・緊張 (よくわからんけど震える)
・不安 (先生の教えられたことちゃんと覚えてるかな)
・気の高ぶり(絶対うまくやってやる!)
上記のような状態から試合に向けて精神状態をコントロールすることで子どもは成長していきます。
保護者がすべきこと:普段どおり過ごすこと
子どもが自分の精神状態と戦っていると思うと、手助けしたくもなるでしょう。
しかし、普段どおり過ごすことが一番子どものリラックスにつながります☆
また、自分の精神状態と向き合いやすくなります!
特別なご飯、期待をこめた声かけではなく、いつも通りの過ごし方でメンタル面をサポートしましょう!
特別なことはしないで、普段どおり過ごすのが大切なんですね☆
保護者さんの過ごし方までなかなか解説されたものはないですからね!
最近だと受験漫画の「ドラゴン桜2」で保護者の接し方が解説されています。
試合観戦時のポイント
試合中も子どもの精神状態は変わっていきます。細かい変化までとらえる必要はありませんが、どういう精神状態があるかは理解しておきましょう。
子どもの心理:緊張、落胆、焦り
試合中、子どものメンタルとして苦しい状態は下記のようなものが考えられます。
・試合開始時は緊張
・ミスをしたときは落胆
・苦戦しているときは焦り
この状態でミスが起きたときに保護者が『あ~↓』とため息交じりの声を上げるとサポートどころか子どもの足を引っ張ることになります。
保護者がすべきこと:サポートの声かけを
苦しい展開のときこそ
『まだまだいけるぞー!』『大丈夫だいじょうぶ!!』
とサポートする声を出しましょう!
ひいきのチームを見にきた観戦者(=自分が主役)ではなく、子どもをサポートする保護者としての行動をとりましょう!
気をつけるべきこと②:事実を認める
試合観戦したあとのコミュニケーションは非常に大事です!
話す内容しだいで、『子ども自らいろいろ話すようになる』か『何も話さない』かが分かれます。
気をつけるべきことは『事実を認める』です。
要注意:保護者がやってしまいがちな言動
試合後、子どもにどのように話かけているでしょうか?
あのプレー良かったね☆
かっこよかったよ!
くらいでしょうか?
けど、子どもが試合にあまり出られなかったり活躍できないと、
少し気まずいですね。
多くの方はそのように声かけされたり、
ベンチを温める子どもへの声かけに悩まれると思います。
子どもとしては、褒められるのは嬉しいでしょう。
ただ、試合の結果が良ければ褒め、悪ければ声をかけないとなると、
子どもは『親は結果しか見てくれない』と感じるでしょう。
そうなると、『そこに至る過程や考え方は親に話しても意味がない』と思うため、あまり話してくれなくなってしまいます。
事実を認めるとどうなるか
そこで、試合内容について話すときは事実を認めることを意識してもらえればと思います。
試合で活躍したかどうかだけでなく、何に一生懸命がんばっていたか、何を感じていたかを見てあげましょう☆
良いところを褒めるというよりは、『○○をしてたね!』と話すことで、
を伝えましょう!
そうすることで、子どもは親がしっかり見守ってくれていると安心できますので、
考えていること、試合の感想などが話やすくなります☆
認める事実の具体例
そうはいってもバスケ未経験なので、どういう所を見ればいいのか。。。
そうですね、
プレーそのものでなくても、姿勢や表情もよく見てあげてください☆
例えば下記のような内容が見えてくるはずです。
- チームで一番走っている。
- 常にポジティブな声を出している。
- チームメイトのプレイに不満げな様子
これ以外にも、ベンチでの様子、コーチの話の聞き方などよくよく観察してみると、いろんな事実が見えてくるはずです☆
目立つところだけでなく、しっかり見ることが大事なんですね☆
ちょっとイメージ湧きました!
まとめ
今回は子どもの試合前日、試合観戦をするときに気をつけるべきことを2点紹介しました。
気をつけるべきポイントは次の2点です!
- 主役はあくまで子ども
- 事実を認める
試合前、試合中に子どものメンタル面をサポートするとともに、
がんばっているところや姿勢を見て伝えてあげてください☆
みなさんがお子さんと円滑にコミュニケーションをとってバスケを楽しめることをお祈りしております♪
最後までお読みいただきありがとうございます☆
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