こんにちは!ヤビーです!
これまでオフェンスについては速攻やアーリー、ハーフオフェンスについて、考え方を説明してきました!
では、シュートを打つタイミングはいつでしょうか?
これまでフリーを作ることを目的にしてきたので、フリーなったらじゃないですか?
そうですね!フリーであれば打ちたいところです!
ただし、言葉の通り『作る』を意識しないと失敗することがあります。
ということで、『フリーを作る』を意識する場面も含め、シュートを打って良いかのチェックポイントを4点上げていきます!
(↓目的についてこちら!)
チェックポイント1:作ったフリーか
冒頭で初心者さんが答えたように、これまでフリーを作ることを目的に動くということを学んできました。
目的(フリーを作る)を共有していると良い理由
動いた結果フリーが出来れば、チーム全員が『今だ、打て!』となります!
と、いうことは周りの選手は打つことを予測でき、次の動きに移りやすくなります。
次の動きとは、すなわちオフェンスリバウンド、セーフティに移る判断が早くなります。
(↓オフェンスリバウンドとセーフティについてはこちら)
フリーであっても打つべきではない場面=シュートを打たされる時
では同じフリーの状態でも打つべきではない時はいつでしょうか?
それは『相手にフリーにさせられている場面』です。
もう少し分かりやすく言うと、『シュート成功率の低い選手に打たされている』状態です。
もともと、フリーを作る目的はシュート成功率を上げるためでした。
しかしこの状態では、フリーではあるけど、シュート成功率の低い状態となってしまいます。
これでシュートを打つと『え、打つの?もっと良い場面を作ろうよ!』となってしまいます。
チェックポイント2:残り時間
オフェンスは24秒以内にシュートを放たないといけません。
ですので、フリーの状態を作れていなくても、残り時間が少ないとシュートを打たざるを得ない状況があります。
ですので残り時間は常に意識する必要があります。
シュート成功率としては、フリー>ズレ>マーク>タイト(※)となりますが、ざっくりとした残り時間ごとの判断の目安を説明します。
(※今回の記事は下記の意味合いで説明します。)
1秒~2秒:タイトでも打つ
タイトにつかれていようがシュートを打つしかありません。(タフショットと言います。)
1対1をしかける時間もないためです。
これはイメージがしやすいかと思います。
3~4秒:マークであれば打つ
初めからマークくらいの状態であれば迷わずシュートを打ちましょう。
タイトにつかれている場合、出来れば1対1で相手をかわして、シュートを打ちたいところです。
5~7秒:ズレていれば打つ
ワンプレー作るのに8秒くらいはかかると思うと、ズレていれば打つべきです。
しっかりマークされていれば上記と同様に1対1をしかけて、少しでも良い状態でシュートを打ちたいところです。
チェックポイント3:ミスマッチか
フリーでなくてもシュート成功率が高い場面があります。
それはミスマッチのときです。
例えばゴール近くで190cmの選手がボールを持っていて、160cmのディフェンスがタイトについていたとしても、シュート成功率はかなり高いですよね?
こういう圧倒的にシュート成功率が高いときはチームとしてシュートを打たせましょう!
チェックポイント4:流れを変えるべき場面
これは少し中級者向けになりますが、
オフェンスが難航している場面、
例えば、何回もドリブルしては止められ、またはドリブルしてはパスをして、
と言う状態が続いている場合は、思い切ってシュートを打って流れを変える必要があります。
何故かと言うと、シュートを狙わない状態が続くとディフェンスが非常に楽だからです。
またオフェンスが上手くいかないまま膠着状態となってしまっているからです。
こういうときはフリーに関わらず外から思い切ってポーンとシュートを打って流れを変えることが必要な場合があります。
思い切れるよう、来出来ればコート内のチームメイトやベンチから『打て!』と声をかけてあげるのが良いでしょう。
まとめ
今回はシュートを打つ判断、いわゆるシュートセレクションについて説明しました。
打っていいかのチェックポイントとして4点上げました。
- 作ったフリーか
- 残り時間
- ミスマッチ
- 流れを変える場面
悪いシュートセレクションをしてしまうと、
チームの雰囲気が悪くなったり、相手チームが守りやすくなったりしてしまいます。
試合後などはビデオをチェックして、チーム内でシュートの判断の善し悪しを共有することで、改善していきましょう!
今回は以上です!
それでは!
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